~帯広で一、二を争う寿司屋で、絶品至極の海の幸を堪能する~
一人酒おススメ度 ★★★★☆
北海道での仕事も無事終了し、取引先と忘年会に出掛けることに。
セッティングしてくれたのは、「すしの久田」。
取引先曰く「帯広で一、二を争う、旨い鮨」とのこと。
店に到着し、暖簾をくぐる。
高級店独特の雰囲気が漂っている。
緊張も高まるが、同時に期待も高まる・・・
カウンター席に並んで座る。
無駄のない、綺麗な白木のカウンターだ。
やはり鮨屋はこうありたい。
寒空の下を歩き、体が冷えている。
先ずは「ヒレ酒」をもらおう。
今年一年の感謝を伝え、乾杯する。
うん?、ぬるい。
ヒレ酒はカンカンに熱いのが定番。
乾杯用にぬるめにしてくれたのか・・・
大将と話し、地元産の「めぬき」、「ホッキ」を頼む。
新鮮でとても美味しい。
海の恵みをしみじみと感じる。
次は大好物の「〆サバ」と「継ぎ酒」を注文する。
最初の一杯よりは熱いが、ひれ酒の温度ではない。
まさか、私の猫舌を見抜いたわけではあるまい。
猫舌の私でも、ヒレ酒は熱々が欲しい。
次も私の大好物「タチテン(鱈白子の天ぷら)」を頼むも、大将から断られる。
うむ、残念・・・
その代わりに「白子焼」と、北海道産酒造好適米を原料にした「冬花火」をもらう。
天ぷらも旨いが、焼きも白子は旨い。
やはり白子は北海道の冬の楽しみのひとつだ。
白子の濃厚な旨みが残る口内に、日本酒を含むと、忘我の境地へ・・・
握りをもらう前に、無性に「巻き物」が食べたい。
取引先に断り、大将に巻いてもらう。
私は握りの前に巻物が食べたくなるときがある。
今夜もそのようで、実に美味しい巻物に感動。
取引先とは年齢が近いこともあり、話が色々と弾む。
やや仕事の話が多いが、私は嫌いじゃない。
むしろ好きだ、今夜も楽しく酒がすすんでいる。
当然の成り行きで、日本酒をお代わりする。
そろそろ握ってもらおう。
どれも文句なく美味しい。
素材の旨さ、海の恵みがストレートに感じられる。
味も見た目も最高の寿司だ。
ここは、私の中では文句なく「帯広ナンバーワンの鮨屋」だ。
こんな素晴らしい店に出会わせてくれたことに心から感謝したい。
感激と共にどこか別世界でいただいたような、浮揚感も残っている。
寒い冬空の下を歩いて戻るには、丁度良いのかもしれぬ・・・
すしの久田【寿司】
https://tabelog.com/hokkaido/A0111/A011101/1021678/
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