～落ち着いた雰囲気の中で、新鮮な魚介類が楽しめる天満の居酒屋～
一人酒おススメ度 ★★★★☆
今夜も天神橋筋商店街をぶらぶらと歩く。
天神橋筋商店街は日本一直線距離が長いアーケード街だが、アーケードが途切れず続いているわけではない。
扇町辺りの阪神高速が通る箇所もアーケードが途切れている。
ここを気まぐれで曲がってみると、すぐに良さそうな店を発見する。
「魚や市 はなれ」、入ってみよう。
店内は清潔感があり、洒落た雰囲気。
テーブル席が中心だが、店の奥にカウンターがある。
一人飲みを告げるとカウンターの左端に案内される。
カウンターも綺麗で清潔感がある。
私にはちと勿体ないくらい。
喉が渇いているので、「生ビール（小）」から始めよう。
見た目にも旨そうな生ビールだ。
渇いていた喉が一瞬にして潤う。
目の前のカウンター越しにお通しが出てくる。
うん、味付けがいい。
こういうお通しは実に嬉しい。
生ビールとお通しを味わい、次に日本酒とツマミを頼む。
日本酒は茨城の「来福（純米吟醸）」。
親切にも、店員が撮影用にボトルを置いてくれる。
ちょっとした気遣いができる店はいい。
「ひやおろし」か・・・
ひやおろしを飲むと、秋の到来を感じる。
もう少し秋が深まると、新酒の季節を迎える。
日本酒好きにはたまらないシーズンだ。
「旬な鮮魚の五種盛り」が出てくる。
五種類の刺身が一切れずつ（烏賊と穴子は複数ある）で680円。
これはひとり飲みには嬉しい一品。
見た目も美しいが、肝心の味もレベルが高い。
旨い酒と魚、至福を感じるコラボ。
いや、マリアージュかな。
とにかく幸福感が体中に広がっていく・・・
続いて、「タコ胡瓜のごま塩和え」。
これもいい味だ。
ツマミとしての完成度が高い。
この店は実にいい。
私の行きつけにしよう。
まだ日本酒を飲みたい気分だが、行きつけの店の儀式（？）「焼酎ボトルキープ」をしよう。
カウンター向こうの店長らしき人に、焼酎ボトルキープできる期間を尋ねる。
すると、ずっとOKとのこと。
迷うことなく、「さつま司」のボトルをロックセットで頼む。
気分が乗ってくる、勢いで好物の「甘鯛（半身）」を塩焼きで注文する。
ひとつまみし、口に運ぶ。
うん、いい塩梅だ。
実に旨い。
日本酒から芋焼酎にチェンジしたことをちょっぴり後悔するくらい・・・
今夜はとても素敵な店に巡り合えた。
酒も旨いし肴も旨い。
店の雰囲気もよく、一人飲みに適したカウンターもある。
そして何より店のスタッフがいい。
天満界隈で美味しい刺身や日本酒を、落ち着いて楽しみたいときにはお勧めの店といえよう・・・
魚や市 はなれ【居酒屋】
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27067408/
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