~伝説の寿司職人・小野次郎氏の店の味を、日本橋で少しだけお得に味わえるランチ~
一人飯おススメ度 ★★★☆☆
日本橋で取引先との打ち合わせを終える。
その後、昼食をご一緒することに。
取引先が是非行ってみたい店があるとのことだ。
「多少高くても大丈夫ですか?」
多少頬を引き攣らせ、私は首肯する。
二人で向かう先は、日本橋・高島屋。
高島屋に入っている店であれば、高くてもなんとかなるだろう。
そう考えていると、目指した店は、あの「すきやばし次郎」。
すきやばし次郎は言わずと知れた、あの伝説の寿司職人・小野次郎氏の店。
噂では、銀座本店は30分で3万円するらしい。
目玉が飛び出るくらい旨いのだろうが、会計時にも目玉が飛び出ること間違いなし。
取引先は『二郎は鮨の夢を見る』を鑑賞して感動し、是非行きたいと思っていたそう。
「なにも私と一緒でなくてもいいのに・・・」
と思う一方、ミシュラン☆☆☆の鮨に興味もある。
ランチだし、百貨店内だし、大丈夫だろう・・・と自分を納得させる。
「鮨」と書かれた暖簾をくぐり店内へ。
思ったより狭い店内だが、昼食時なのに空いている。
懐を恐怖が襲う・・・
カウンターに並んで腰掛け、恐る恐るお品書きを見る。
うん、選択の余地はない。
最も安い「特選にぎり」を頼もう。
緊張して待つことしばし。
「特選にぎり」が運ばれてくる。
見た目は流石の美しさ。
期待に胸がときめく。
先ずは、大好物の光り物から。
「小肌」を口に含む。
残念ながら期待外れ・・・
小肌自体もイマイチだが、シャリの酢がキツイ。
旨い鮨はこういうものなのだろうか・・・
たとえそうであったとしても、私の好みではない。
「烏賊」と「穴子」は実に美味だが、「中トロ」はやや残念なり。
全体的にはもちろん美味しいのだが、値段の価値があるか否かは微妙・・・
そして何より、落ち着かない。
これが食通やセレブしか受け付けない店の格(オーラ)なのかもしれぬ。
私には縁のない世界なのだろう・・・
ここは確かに本店で食べるより多少お得にランチをいただける。
ただどうせ食するなら、本店で二郎さんが握る鮨を味わいたい。
それだけの懐の温かさがあるならば・・・
すきやばし次郎・日本橋店【鮨】
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13215313/
本日の会計 3,150円
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