~和の洗練された料理が美味しい、自由が丘の大人の居酒屋~
一人酒おススメ度 ★★★★☆
暑い・・・
自宅に帰っても暑いので、自由が丘に降り立つ。
今夜は少し高いが、お気に入りの店「松田」に行こう。
自由が丘駅北口から街の喧騒をくぐり抜け、ヤマダ電機の方へと歩く。
自由通りを越えしばらくすると見えてくるのだが・・・
何故だか入口のドアが開いている。
店内を覗くと、いつも混んでいるのにお客さんゼロ。
おそるおそる店主に尋ねると、「エアコンが故障中」とのこと。
店内は外よりも若干暑め・・・
「う~ん、どうするか・・・」
一瞬悩むも折角来たのだ、暑さを吹き飛ばすだけの料理と雰囲気がここにはある。
意を決して入口ドア近くのカウンター席に座る。
ここではいつも日本酒か焼酎を飲んでいる。
生ビールに心が揺れるものの、和歌山・平和酒造の「井泉流水(純米吟醸)」をもらう。
汗をかきながらの日本酒も乙なもの・・・
ただ、ここの日本酒の出し方はやや残念。
料理の盛り付け等が素晴らしいだけに、なおのこと勿体ない気がする。
「朝〆のスズキ刺し」と「カツオの刺身」を先ずは注文。
旬のスズキは旨い、日本酒にもよく合う。
カツオは脂がのってないが、暑いなかでは逆にそのサッパリ感がいい。
ニンニクをカツオにのせたいが、明日の商談を考えて自粛しよう。
あぁ、秋には高知に出張に行くぞ、一人誓う。
エアコンが故障しているせいか、いつも寡黙な店主が珍しく今夜は饒舌。
こんなに話している店主の姿は初めて、少し感動的だ・・・
酒が空いたので、島根・簸上(ひかみ)清酒の「七冠馬(純米)」と、「青唐辛子の辛味奴」を注文する。
夏はやはり冷や奴に限る。
青唐辛子の辛味が豆腐の甘み、冷たさを引き立てる。
今夜には最適のツマミかな。
最後の一品は悩むも、「白海老のかき揚げ」をもらう。
ここは揚げ物も旨い。
腹周りを考えると、揚げ物をは避けるべきなのだろう。
だが、ここではかき揚げや天ぷらをつい頼んでしまう・・・
今夜も気温以外は大満足だ。
ここは何を頼んでも期待以上の料理が出てくる。
カウンターでいただく刺身と日本酒は、私の理想形に近い。
静かに杯を傾けるには、自由が丘ではトップレベルの店だろう。
ただ、少し高めの価格設定だが・・・
そろそろ暑さが限界に達しつつある。
気が付けば、カウンターは満席状態。
そろそろ、おいとましよう。
自宅では冷たいビールが待っている・・・
松田【居酒屋】
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13143020/
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