~名物の「こぼれウニ」に驚かされる、五反田の気軽に楽しめる寿司屋~
一人酒おススメ度 ★★★☆☆
久し振りの五反田。
10年以上前には、ここでよく飲んだ。
先輩や同期、後輩と毎日のように飲んでいた。
ひとりで飲みにくるのは初めてかも。
以前連れて行ってもらった「酒田屋」へ行くも満席で入れず。
仕方ない、近くの居酒屋ビル(誠実ビル)8Fにある「五輪鮨」へ向かう。
幸いにもカウンターの奥の席が空いている。
こんなにカウンターの奥行き(自分とネタケースの間)が狭かったかなと思いつつ、着席。
先ずは「生ビール(小)」を注文する。
少し歩いた後のビールはまた格別。
泡とビールのバランスもいい。
メニューを見て「新サンマの造り」を頼む。
ここには、上司によく連れてきてもらった。
緊張しながらだから、あまり食べた記憶がない。
緊張していても飲むことはできたのだが・・・
文庫本を読みながら、生ビールと枝豆を楽しむ。
ゆっくり飲んでも所詮小生、すぐグラスが空になる。
まだツマミは出てこない。
迷うことなく、群馬・永井酒造の「谷川岳(純米大吟醸)」を頼む。
片口で出てくるのは嬉しい、狭いカウンターには少し辛いが。
猪口に注ぎ、一口含む。
大吟醸の華やかさはなく、思っていたより甘さを感じる。
純米の力強さも弱いか。
ままよ、酒を楽しもう。
日本酒を半分程空けたところで、ようやく「新サンマの造り」が運ばれてくる。
盛り付けは面白い。
ただ、肝心の味はイマイチか。
脂のノリはいいのだが、身に弾力がない。
鮮度が悪いのだろうか・・・
七味をもらいたいが、寿司屋だから自粛しよう。
ワサビとショウガを両方のせていただく。
まだサンマは残っているが、次のツマミを早めに注文する。
予想通りしばらく待たされてから、「穴子の白焼き」が出てくる。
これも変わった出し方だ。
サンマと違い、見た目は食欲をそそらない。
味の方は・・・
残念、待たされたのに熱々ではない。
おまけに小骨をかなり感じる。
穴子の白焼きが大好物だけに残念なり・・・
気分を変えるために、「芋焼酎ロック」を注文する。
続いて、ここの名物「うに」を頼むことにしよう。
これこれ、懐かしい・・・
最初に見たときはたまげると同時に、嬉しさが込み上げてきた。
こぼれたウニをツマミに酒を飲む、これ至福の時間なり。
ウニの味は問うまい、これだけのボリューム、うに好きにはたまらない・・・
芋焼酎ロックのお代わりと共に、「トロたく巻き」をオーダーする。
決して美味しくないわけではないが、やや期待外れか。
カウンター越しに板さんからサービスをいただく。
冷たいものが続いただけに、温かみと出汁の旨みが心地よい。
最後に「海老」と「玉子」で締めよう。
〆にはやや物足りない味、でももう腹がいっぱい。
今夜はここまでとしよう。
ここによく来ていたのは十数年前。
その頃は今よりもがむしゃらに頑張っていたかもしれない。
決して今、楽をしているわけではないが・・・
若かりし頃の気持ちを思い出させてくれたことに感謝・・・
五輪鮨・五反田西口店【寿司】
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13131863/
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