~天神橋筋商店街にある、胡麻にこだわりのある居酒屋~
一人酒おススメ度 ★★★☆☆
今日の大阪は生憎の天候。
昼過ぎには豪雨に一瞬見舞われたほど。
仕事を終え、南森町の宿泊先で少し湿った仕事着を脱ぎ捨てる。
天候が悪いからといって、飲まないという選択肢はない。
ラフな服装に着替え、宿泊先から外へ出る。
天神橋筋商店街へと自然と足が向く。
こんなとき(いつ雨が降るかわからない)、天神橋筋商店街のアーケードは有り難い。
そう思いながら歩いていると、変わった店名「ごま屋ちゅう兵衛」が目に留まる。
ごま屋なのに、しゃぶしゃぶ食べ放題とは・・・
しゃぶしゃぶには興味はないが、胡麻は好物だから入ってみるか。
愛想の良い若い店員に、店最奥のカウンター席に案内される。
カウンターを見ると、胡麻とすり鉢・すりこ木が。
さすが胡麻屋と名乗るだけのことはある、面白い趣向だ。
今夜も日本酒気分。
奈良・五條酒造の「五神(純米吟醸)」を、青竹入り(二合)でもらう。
うん、まずまずの味。
甘めで ややべとつくが、値段の割にいける。
青竹入りの酒を注ぐのは面倒だが、やはり風情がある。
ツマミは日本酒に合うものを頼むか。
一品目は、豪華な冷や奴。
水なす、ゴーヤが効いている。
口の中に初夏の風が吹くよう・・・
続いて「鰆のきずし」。
「きずし」とは、青魚を塩締めしたもの。
関西以外では聞かない呼称だ。
鯖を締めたものが一般的で、鰆のきずしは初めて食する。
美味しいが、酢味噌の味が強すぎる。
酢味噌ではなく、醤油で食べてみたい。
でもそれなら、鯖の方が旨いだろう・・・
まだ日本酒が残っている、温かいツマミを2品注文する。
最初に「山芋ネギ焼鉄板」。
これは私好み、テッパンの美味しさだ。
山芋のフワフワ感に、ネギがしっかりとしたアクセントになっている。
最後は、「ナンコツの胡麻揚げ」。
ナンコツの唐揚げは、焼鳥屋でよく頼む一品。
ここのは、ほどよい量とアクセントの胡麻が嬉しい。
日本酒が切れたので、「芋焼酎ロック」を追加する。
この店は、カウンターの前が調理台。
気さくな店長や明るい店員との会話も楽しめた。
酒も肴も特筆すべきものはないが、なんとなく楽しい店といえる。
「また来るだろう」、そう感じながら店を後にする・・・
ごま屋ちゅう兵衛・天神橋店【居酒屋】
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27057846/
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