～絶品の和食が味わえるが、やや落ち着けない自由が丘の高級割烹～
一人酒おススメ度 ★★☆☆☆
自由通りからほんの少し入った場所に、気になる外観の店がある。
店名は「笑門」。
ネーミングに惹かれるのだが、何となく敷居が高く見えてしまう。
一人で入るのをずっとためらっていたが、今夜は知人と訪れてみよう。
外から覗くとカウンターしか見えないが、奥にはテーブル席もあるらしい。
いざ店内へ。
店の中は縦に狭く細長い印象。
その右手にカウンターがあり、ちょうど二席だけ空いている。
そこに案内され、緊張しながら着席する。
高級店（予想）の緊張感もあるが、やや居心地の悪さも感じる・・・
ビールはやめにして、静岡の「開運」から入る。
「カワハギ薄造り」「白子焼き」そして「大山豆腐の厚揚げ」を頼む。
かわはぎの肝が少し柔らかいのが気になるが、それ以外は実に旨い。
価格以上ではないが、期待通りの美味しさだ。
ちなみに知人は外がカリカリの厚揚げを大絶賛している。
広島の「宝剣」とツマミを追加する。
どれも一級品、特に「しめ鯖」がたまらなく旨い。
しめ鯖好き（私の事）は、これと日本酒があれば一瞬で上機嫌になれる。
しゃべり過ぎたのか、飲み過ぎたのか、喉が渇く・・・
チェイサー代わりに「ヱビスビール（黒）」を注文する。
久々に黒ビールを飲む。
もしかしたら、和食と共に飲むのは初かもしれぬ。
私はヱビスビール派だが、黒ビールはやはり「ギネス」に限るかな。
ここの料理は実に旨い。
私お気に入りの「川目」に匹敵する、もしかしたらそれ以上かもしれない。
だが、店トータルで考えると、私は川目に軍配を上げる。
コスパも多少違うが、店が醸し出す雰囲気が、私には大きく違って感じられる。
「店で味わうのは、酒や肴だけではない」ということだろう・・・
笑門【割烹・小料理】
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13003283/
今夜の会計 6,770円/人
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