~常連客、愛煙家には居心地がいい、自由が丘のこじんまりとした焼鳥屋~
一人酒おススメ度 ★★☆☆☆
クリスマスイルミネーションが綺麗な自由が丘に降り立つ。
駅正面口のローターリーを抜け、ぶらぶらと歩く。
大井町線の線路を渡り、緑道の方へと向かう。
通り左手にある、いつも満席の焼鳥屋が、今夜は珍しく空いている。
一見には入り難い雰囲気だが、「鶏専」に入ってみよう。
店はカウンター10席程度の狭い店。
お世辞にも綺麗とは言えない。
カウンター内には、女性店員が二人。
カウンター席に座り、先ずは芋焼酎「さつま白波」をロックで注文する。
500円のお通しと共に手渡される。
このお通しは、なかなか旨い。
つぶ貝と小松菜の煮びたしだろうか、こういうツマミは実に嬉しい。
店の雰囲気の割にはやや高額なお通しだが、このレベルだと許せる範囲か。
ここは焼鳥屋だが刺身が美味しいと以前にネットで見た記憶がある。
それを信じ、「こしょう鯛刺」と「あん肝」を頼む。
刺身の切り方は雑だが、いい感じだ。
肝心の味も、(ワサビ以外は)なかなかイケる。
ネット情報がガセじゃないことに安堵する・・・
刺身にはやはり日本酒、京都・東山酒造の「六玄」を頼む。
初めて飲む酒だが、なかなか旨い。
この出し方もいい。
BGMには、80年代前半の歌謡曲(アイドル曲)がかかっている。
個人的には懐かしく、嬉しい。
想い出を肴に、酒がすすむ・・・
ここまでは割と好印象を抱かせるが、いかんせん店員の愛想が悪い。
常連客には居心地がいいのだろうが、一見の一人客にはとても辛い。
それと、客が全員タバコを吸っている。
狭い店内だけに、吸わない私にはかなり苦しい。
客がタバコを吸うのはまだ我慢できるが、許せないのは女店員。
少し(かなり)恰幅のいい女店員がスマホをいじりながら、タバコの煙を私の方へ吹きかける。
最悪の接客だ。
いや接客云々というより、人間的に問題ありだろう。
残念ながら、彼女の見た目がそれを象徴している・・・
待てど暮らせど「あん肝」は出てこない。
あまり気分がよくないので催促せずに、焼き鳥食べて退散することにする。
右から、「皮」、「ねぎ間」、「豚バラ」。
焼き鳥の味はまずまず。
値段からすると美味しい部類に入るだろう。
いい意味でとても雰囲気のある店だが、一人では再訪しないだろう。
常連になればいい店かもしれないが、タバコ臭く、愛想悪く、コスパが悪い店に何度も通う気にはなれない。
期待していた店だけに、かなり残念・・・
鶏専【焼き鳥】
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131703/13098253/
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